リゾートバイトの基本について解説します。
具体的には以下です。
- リゾートバイトとは?
- リゾートバイトの職種
- リゾートバイトの勤務地
- リゾートバイト派遣会社
それぞれ解説します。
リゾートバイトとは?
リゾートバイトは、北海道から沖縄まで全国各地にあるリゾート地のホテル、旅館、スキー場、農場、遊園地、テーマパークなどで住み込みで働く仕事のことを指します。
住み込みバイトとの違い
リゾートバイトと住み込みバイトは違います。
リゾートバイト | 住み込みバイト | |
---|---|---|
雇用形態 | 派遣社員 | 派遣・社員・契約社員 |
雇用主 | リゾートバイト派遣会社 | 派遣会社・就業先企業 |
リゾートバイトは派遣会社を通じて派遣社員として働く形態ですが、住み込みバイトはホテル等と直接コンタクトを取り働く形態などの場合もあります。
リゾートバイトの職種
以下のような職種の求人があります。
- 仲居
- レストラン、配膳
- ホテルスタッフ
- 売店
- 調理、調理補助
- 業務全般
- 裏方業務
- 飲食店
- テーマパークスタッフ
- マリンスタッフ
- スキー場スタッフ
- ナイトワーク(リゾキャバなど)
リゾートバイトの勤務地
勤務地は北は北海道、南は沖縄まで日本全国のリゾート地です。
以下のような地域のリゾートバイトがとくに人気です。
- 王道
北海道、京都、沖縄、軽井沢 - 離島
宮古島、石垣島、利尻・礼文島、佐渡島、初島、八丈島、小豆島、屋久島 - 温泉地
下呂温泉、有馬温泉、白骨温泉、銀山温泉、城崎温泉、黒川温泉、秋保温泉、加賀温泉郷、奥飛騨温泉郷、箱根、熱海・伊豆、草津・伊香保、湯布院 - スキー場
北海道(ニセコ・キロロ)岩手(安比高原・盛岡)、秋田(安比)、山形(蔵王)、福島(アルツ磐梯・会津高原)、栃木(那須高原)、群馬(水上・草津・尾瀬)、新潟(湯沢・苗場・上越)、長野(白馬・白樺湖・志賀高原)、岐阜(高鷲・鷲ヶ岳温泉)、広島、滋賀(奥伊吹)、島根、福井 - パワースポット
ヤイタイ島、奥入瀬渓流、箱根大桶谷、彦根レイライン、諏訪湖、宮島、屋久島
リゾートバイト派遣会社
リゾートバイト派遣会社は多数あります。
当サイトが調査したのは以下の16の派遣会社です。
※50音順
リゾートバイトのメリット・デメリット
何事にもメリットとデメリットが表裏一体のように、リゾートバイトもメリットもあればデメリットもあります。
メリット
- 貯金がたまりやすい
- 貴重な体験ができる
- 仲間ができる
デメリット
- 勤務体系が特殊
- 仕事や環境になれるまで大変
- 職場がブラックな可能性がある
リゾートバイトのメリット
以下、リゾートバイトのメリットについて記載します。
① お金がかなり貯まりやすい
リアルな話ですが、リゾートバイトの旨味はやはりお金ではないでしょうか?
リゾートバイトの相場は時給1,000~1,200円と比較的高めです。
さらに経験者であれば、より高時給を望めるため他バイトよりも稼ぎやすいと言えます。
また寮費・水光熱費・食事などが支給されるので、基本的に生活を送る分については無料で過ごすことが出来ます。
そのため出費が少なく普通に勤務しているだけで簡単にお金を貯めることが可能です。
バイトなのに1ヶ月間で20万円近く貯めることも可能なんて魅力的すぎますよね…
② 普通のバイトではできない貴重な経験ができる
リゾバならではの貴重な経験は、お金の貯まりやすさに勝らずとも劣らないリゾートバイトの魅力です。
綺麗な海であったり、美しい雪山であったり、最高な温泉であったり、きれいな空気であったりと勤務先によって魅力はさまざまです。
もちろん自分がお客さんとして出向くわけではないので仕事は中々大変ですが、仕事前に綺麗な海辺を散歩だったり、仕事終わりに入浴する温泉や、休日には観光地の散策だったり、楽しみが満載です!
新しい土地なので見ること、感じることすべてが新鮮に感じる稀有なバイトです。
③ 仲間ができる
社員の方や同様にリゾートバイトとして働きに来ている方と、友達になることができます。
住み込みということもあり、距離が近いため短期間で仲良くなることができ、飲み会などで楽しい思い出が作れることもあります。
しかも休日は自由に遊ぶことができるので、仲の良い友達ができたら、一緒に散策したりもできます。
みんなバラバラなところから来ているので、バイト後は中々会うことは難しいですが、きっと素敵な出会いがあなたを待っています。
地方の友達を作る機会が多くあることもリゾートバイトの大きなメリットと言えます。
④ 恋愛の出会いもある?
リゾートバイト先で出会って付き合ったり、現地で彼氏彼女ができたという話はよく聞きます。
その場所でしか出会えないという特別感と、期限付きでのバイトという環境が恋愛を後押しするのに加え、リゾート地で働いて気分も解放的になっているので恋愛にも発展しやすいのかもしれませんね。
リゾートバイトのデメリット
以下、リゾートバイトのデメリットについて記載します。
① 勤務体系が特殊
やはり勤務体系が特殊なのが一番のデメリットだったと感じています。
ひとつ勤務体系例をあげてみます。
早朝4時に起床し、5時から勤務開始して朝食準備や配膳。
朝の業務が終わったあとは、お昼頃に一旦休憩となり、その後、部屋の点検や夕食準備等を済ませ、20時過ぎに勤務終了。
途中休憩を挟みますが、朝が早くて夜遅くまで勤務があるため、生活リズムが整うまではかなり大変です。
勤務体系については、派遣先により大きく異なり、中抜けを挟まない通常勤務や夜間帯勤務もあるため、詳細は派遣元に質問してみましょう。
働きだしてから思ってたのと違う!となっても手遅れです。
② 仕事や環境になれるまで大変
リゾートバイトに限らずどのような仕事やアルバイトでも同様ですが、慣れるまでは業務を新鮮に感じると同時に覚えることも多くて大変です。
今まで経験がある仕事ならまだしも、やはり慣れないうちは、迷惑をかけまいと気疲れをするかもしれません。
そして就業期間の短さから、段々と業務に慣れて生活リズムも整ってきたところで期間満了となってしまいます。
その点はやや残念ですが、短期バイトのため仕方のない部分と言えます。
もっと長期で働きたいと考えている方は、派遣元や就業先に尋ねてみましょう。
対応しているところもあるため、相談次第では長期勤務も可能になります。
③ 職場がブラックな可能性がある
就労先によっては、中抜けの勤務体系で12:00からは休憩のはずなのに勤務を続けなければならないなど、残業が発生する場合もあります。
繁忙期などはある程度は仕方ないかもしれませんが、あまりに酷い場合は派遣元の担当者に連絡しましょう。
雇用主の労働契約に関する意識があまりに低く、改善されないようでしたら途中帰宅も止むを得ないと思います。
また、リゾートバイトと切っても切り離せないのが人間関係です。
雇用主もですが、一緒に働くことになる人らも自分とは合わないということも残念ながらあります。
これは運次第ではありますが、リゾートバイトの派遣会社のホームページにブログなどが乗っているのでチェックしてみるのがいいかもしれません。
一緒に働きたくない人が多い環境は3ヶ月どころか1ヶ月すらキツイので、可能な限り事前に派遣元の担当者から情報を得るようにしましょう。