会見録20100604菅内閣総理大臣の1
[SOURI1.604] /2010/06/04/
〓〓〓〓〓朝日新聞《速報!!記者会見》テキスト〓〓〓〓〓
制作・著作:朝日新聞社・衛星チャンネル
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◆菅直人・内閣総理大臣◆
2010年6月4日(金) 18:00--18:48 民主党本部
※長文のため4分割してお届けします。これは「その1」です。
◇新体制――日本の行き詰まりを打破する政策を実行できる体制に
◇政治とカネの問題――きちっと襟正した姿勢示していかなければ>
◇普天間――日米合意踏まえ、負担軽減を重視し腰を据え取り組む
☆首班指名☆
【司会】それでは、ただいまより菅新代表の記者会見を行います。まず初めに、菅代表から。 【総理大臣】本日の両院総会で、民主党の新代表に選任をいただき、午後の衆参の本会議 で首班指名をいただきました。大変身の引き締まる思いでありまして、大きな責任を果た さなければならない、その重責を感じているところであります。 まず、やらなければならないのは、サッカーでいえば岡田ジャパン、ま、ある意味では 、菅内閣と同時に、私が代表である民主党の体制をしっかりとしたものとして立ち上げな ければならない、このように考えております。 そのためには、この数日間、かなり、ま、ある意味で集中していろいろなことに当たっ てきましたので、一度頭を休めることも含めて、頭を整理をして、多少の時間をいただい て、新しい体制づくりに入りたいと、このように考えております。 1つには、官邸機能をしっかりとしたものにする、官邸の一体性を確保する体制をいか につくるかということであります。そして、もう1つは、内閣全体の一体性をいかにして 形成するかということであります。そして、もう1つは、党の一体性とともに、すべての 議員、あるいは全国の民主党党員を含めて、全員が参加できるような民主党をいかにつく れるか。こういった官邸の一体性、内閣の一体性、党としての全員参加、こういうことを 念頭に置いて、しっかりとした体制をつくっていきたい。そのために、多少の時間をお貸 しをいただきたいと、このように考えているところであります。 ま、そういったことで、これから、既に代表選挙の折にも申し上げたように、この20 年にもわたる日本の行き詰まりというものを打破できるような、そういう政策を実行でき る体制をつくる。週明け、そう遠くない時期には、皆さんにその内容をご報告をできると 、このように考えております。 私からは以上です。 【司会】それでは、幹事社さんからまずどうぞ。 ☆鳩山政権との違い☆<4分18秒> 【幹事社記者】よろしくお願いします。 【総理大臣】はい。 【幹事社記者】2問、お願いします。まず1点目なんですけれども、鳩山政権との違いを ですね、どういう形で打ち出していかれようとしておりですね、また、政策面で、どのよ うな点にですね、重点を置いて、菅総理としては取り組みたいか。また、その政策に関連 してですね、普天間の移設問題に関してですね、今後、どのように沖縄県民の理解を得て いこうとお考えか、お聞かせください。 【総理大臣】まず、一般的に申し上げて、これからの政策運営、あるいは、いろいろな活 動については、まずしっかりした体制をつくった上で、私1人でもちろんできるわけでは ありませんので、そうした、それぞれの役割を担っていただく皆さんと、よく相談をしな がら進めていきたい、こう考えております。そういった意味でですね、必ずしもこの場で 、すべてを、私が1人でやるわけではありませんので、そのことについて、相談をした上 で決めることも多いということはご理解をいただきたいと、こう思っております。 鳩山内閣との違いというご質問でありますけれども、きょう朝の両院総会の席、あるい は、特に立候補したときの席でも申し上げましたように、鳩山総理からは、日米の関係、 日中の関係、日韓の関係をしっかりやってほしい、さらには地方主権国家、新しい公共、 そして地球温暖化の問題、そういった課題についてしっかりやってほしい、そういうこと も言われているわけでありまして、そういったことについては、まさに鳩山内閣がやろう として、着手をしたけれども、さらに進めなければならない問題を引き継いでいくという 意味では、鳩山内閣と多くの点で、同じ民主党内閣でありますから、共通した方向性を持 っていくと、このように思っております。 と同時に、これもまた代表選の立候補のときにも申し上げましたけれども、鳩山総理ご 自身が、政治とカネの問題、普天間の問題ということで、国民の皆さんの理解が得られな いということを自覚された中で、ああした勇断をもっての行動をされたわけでありますか ら、その点は、逆に、鳩山代表から、ある意味ではそういった問題を変えてほしいという 期待でありますので、特に政治とカネの問題については、きちっと襟を正した姿勢を示し ていかなければならないと思っております。 普天間の移設問題は、基本的には日米間の合意を踏まえ、同時に、その合意の中にも盛 り込まれておりますけれども、沖縄の負担の軽減ということを重視をして、この問題、相 当に大変な問題でありますので、しっかりと、ある意味では腰を据えて取り組んでいきた いと思っております。これについては、まさにこれから新しい体制を内閣や党としてつく る中でも考えなければなりませんし、いろいろな皆さんの知恵をかりることが必要ではな いかと思っております。 数日前から、私は1冊の本を読んでおります。まだあんまり進んでおりませんが、『琉 球処分』というですね、本を読んでおりますけれども、沖縄の歴史といったものも、私な りに理解を深めていこう、こういうふうにも思っているところであります。 以上です。 ☆人事☆<9分40秒> 【幹事社記者】2問目、人事についてお伺いします。党役員人事と組閣のですね、スケジ ュールとですね、また、どのような考え方で党役員人事と組閣をされるのか。また、既に 枝野幹事長、仙谷官房長官の名前が報じられておりますが、この2人は小沢一郎幹事長と 、ま、距離を置く方として知られておりですね、小沢報復人事ではないかという見方があ ります。小沢さんとですね、を何らかの役職につかせる考えはあるのか、また、どのよう に向き合っていかれるのか、党役員人事と組閣について、まとめてお願いします。 【総理大臣】ま、どういう人事を考えているかというご質問ですが、まさにそれは先ほど 申し上げたとおりでありまして、官邸の一体性、内閣の一体性、党として全員参加、それ を可能にする人事ということを目標として考えて進めたいと思っております。 ま、幾つかの名前が皆さん方から出ているのかもしれませんが、すべては全くの白紙で あります。白紙というよりも、先ほど申し上げたように、やはり多少の時間をかけて、い ろいろな皆さんの意見も聞いて、私なりに考えるべきところはしっかり考えて決めていき たいと思っております。 幸い、ま、きょう金曜日でありますので、土曜、日曜という期間を、ある部分、私自身 、頭を整理しながら、同時に、そうした目的を達成できる体制をつくっていきたい。決し て、何か報復とかですね、何とかということは全く考えておりません。まさに、先ほど申 し上げたような目標を持って、そして20年にわたる日本の、この停滞や、多くの国際的 な課題にしっかり対応できる体制をつくりたいと、このように考えているところです。 (以上その1) .