朝日グループのニュースチャンネル
文字サイズ 大 標準
朝日ニュースターとは視聴方法よくある質問サイトマップHOME
週間番組表月間番組表番組一覧プレゼントご意見・ご感想メールマガジン
視点
放送内容
森啓次郎エッセイ
森啓次郎エッセイ
8/3(金)
あるぼやき

 「えっ、虎退治されちゃったの。まいったなあ、姫の虎退治。うまいキャッチだとは思ってはいたけれど、まさか本当になるなんて・・・。青木さんのところもやられちゃったの。島根といったら保守王国でしょう。ええっ、愛媛も! あそこなんて負けたことなかったんじゃないの。超保守王国でしょ。相手はJリーガーの若手だって。愛媛だけでなく、香川も高知も徳島も・・・四国全部。えっ(絶句)。一人区は6勝23敗。全部、あいつが悪いんだ。絆創膏。何もあんなに大げさにしてくることないじゃないの。白ガーゼは目立ちすぎ。せめてバンドエイドにしておけよ。なんで、『たいしたことじゃありません』しか言わないんだよ。結局、毛包炎(もうほうえん)だって? 難しそうな名前使って。要するに『にきび』みたいなもんでしょ。マスコミなんて、あることないこと書き立てるのが仕事なんだから、適当にごまかしておけば済むのに。何年、議員やってるのよ。夏なのに『アカギレ』ですって笑わしておけばいいのに。それにしても閣僚たちには足を引っ張られたなあ。『女性は産む機械』はまずいよなあ。昔、CMで『私つくる人、僕食べる人』が大問題になったのわかってないのかね。『なんとか還元水』なんてもっとまずい。ウソがウソを呼んでどんどん深みにはまっちゃった。水難事故だね。結局37だって。こりゃ、やばいですよ。辞任圧力が強まるな。早速、先手を打っておかなきゃ」

 「危なかった。森、中川、青木の3人が密かに集まって、『続投困難』『安倍降ろし』で一致してたらしい。絶対に辞めないといっておいてよかった。危うくこの首が飛ぶところだった。やっぱり純ちゃんは頼りになる。『勝ってよし、負けてよしだ』だって。40議席も難しいと予想もピタリ。それにしてもアメリカ政府も冷たいじゃないか。何もこんな時に『従軍慰安婦問題』の謝罪決議なんてしなくてもいいのに。弱り目に祟り目だ。ニューヨーク・タイムズもひどい。『ロープに追い込まれた安倍氏』の見出しだ。『軍国主義的な精神の復活ばかり熱心な印象を与えた』はない。ブッシュ政権だって、ネオコンじゃないか。フランスのフィガロはもっとひどい。『政治的マヒ状態』だと。『経済好況が東京や名古屋など一部の地方に限られていることが、敗因の一つだ』と書いている。だって、借金地獄の日本、農村に配るお金なんてもうない。さんざんこれまで補助金をあげてきたのに、小沢のばらまき助成金にコロっと欺されちゃって。中国も冷たい。『進退につながりかねない天王山』だと。靖国参拝しちゃおうかなあ」

 「だけど、なんたって衆議院では圧倒的多数をまだ占めている。ここは、相手の挑発に乗らずに落ち着いていこう。後任を狙っている麻生君も『アルツハイマー』発言でこけたし。しばらくは後釜を狙うやつもいない。法案は参院で否決されたって、衆院で3分の2の賛成で成立させちゃう。予算だって、否決されても自動成立する。首相指名だって、両院が一致しなければ、衆院の決議が優先される。問責決議案だって、法的拘束力はない。テロ特措法だって・・・。えっ、否決されればいいけれど、放っておかれると、ダメなの。何で? 参院では委員長、議長を取られちゃっているから、11月1日まで審議を長引かされると、期限切れ不成立になっちゃう!? こりゃ、まずい。何でそうなるの。こちら衆議院で3分の2以上の議席を持っているのに。なんか変!」
レギュラー出演者
森 啓次郎
森 啓次郎
「Asahiパソコン」「ぱそ」「週刊朝日」編集長を経て、現在、大学講師(メディア論)。