6/1(金)
「浮いているジャガイモ」
雌の3歳馬「ウオッカ」が3馬身差をつけて圧勝したとき、そして単勝を買った「アッキー」(安倍首相夫人の昭恵さん)が大喜びをしていた頃、松岡利勝・農水大臣は死を覚悟して身辺整理を始めていた。
―――という書き出しで20行ほど書いたところで、虚しくなってやめた。嘘で充ち満ちている人の死についていくら書いたところで、何の益にもならない。第一「安倍総理 日本国万歳」はない。国民向けの遺書にそんなことは書いて欲しくない。
空しい言葉が政界を飛び交っている。5000万人分の年金が宙に浮いているとかで、安倍首相は党首討論で、「実際に払っていない人にも払うのですか」と開き直っていた。
そうならざるを得なくなったのは誰のせいなのか。社保庁の怠慢のためではないのか。「救済法案」が聞いて呆れる。「慚愧(ざんき)法案」とでも言って欲しい。
「社保庁が 振り込め詐欺とは つゆ知らず」と誰かが詠んでいた。
ところで、「ネズミ講方式のアダルト映像サイト配信事業のオーナー募集」には笑えた。その名も「倶楽部パラダイスヘブン」。一口3万円で参加し、一人紹介すると2000円ずつ戻ってくる仕掛けだ。たくさん紹介するほどに配当金が増える。
約3カ月間で2800人から4億6000万円を集めたという。しかも、事務所が泥棒に入られて集めたお金が盗まれたから、事業を止めざるを得なくなったと言い訳したらしい。
430万円を注ぎ込んだ65歳の女性がいたとあるが、世の男たちは皆「スケベ」と思い込んでいたに違いない。
何度も書くが、「ネズミ講」は必ず破綻する。それも想像よりずっと早く破綻する。1人が2人ずつ紹介しても、27代目には日本の人口を突破してしまうからだ。まして、1人が5人ずつ紹介するなぞしたら、わずか18代目に突破する。これまでの「ネズミ講方式」の事件を調べてみると、最大でも5万人ほどに会員が膨れあがったところで必ず破綻している。5人ずつだとわずか8代目で突破する計算だ。
それにしても、ダイヤモンドや健康食品、沈没船のお宝・・・と取引されるのは「物」が多かったけれど、インターネット上の映像とは考えた。
ところで2週間前、栃木県小山市にあるお菓子屋さんに頼まれて講演を行ってきた。「21世紀になったとき、何かをしたいと思った」と社長が熱く語っていた。だから、今年7回目の「文化講演会」である。1人1000円と有料だった。その思いに応えて「『常識』にどっぷり浸かっていると、真実が見えなくなる」というテーマで話をした。
一見儲かりそうで、実はすぐに破綻する「マルチ商法のウソ」についても話した。200人を超す地元の方々の活き活きとした顔が壇上からもよく見えた。
それにしても世の中にはホントらしいウソが溢れている。カレーやビーフシチューのルーのパッケージに、ニンジンやジャガイモや肉の塊がシチュー鍋の上においしそうに浮いている写真をよく見かける。
実際作ってみると分かるが、ニンジンやジャガイモや肉の塊は、シチューの上に浮いてくれない。あの各々の下には台が置いてあるのだそうだ。最近、フードコーディネイターの友人から聞いて、愕然とした。
雌の3歳馬「ウオッカ」が3馬身差をつけて圧勝したとき、そして単勝を買った「アッキー」(安倍首相夫人の昭恵さん)が大喜びをしていた頃、松岡利勝・農水大臣は死を覚悟して身辺整理を始めていた。
―――という書き出しで20行ほど書いたところで、虚しくなってやめた。嘘で充ち満ちている人の死についていくら書いたところで、何の益にもならない。第一「安倍総理 日本国万歳」はない。国民向けの遺書にそんなことは書いて欲しくない。
空しい言葉が政界を飛び交っている。5000万人分の年金が宙に浮いているとかで、安倍首相は党首討論で、「実際に払っていない人にも払うのですか」と開き直っていた。
そうならざるを得なくなったのは誰のせいなのか。社保庁の怠慢のためではないのか。「救済法案」が聞いて呆れる。「慚愧(ざんき)法案」とでも言って欲しい。
「社保庁が 振り込め詐欺とは つゆ知らず」と誰かが詠んでいた。
ところで、「ネズミ講方式のアダルト映像サイト配信事業のオーナー募集」には笑えた。その名も「倶楽部パラダイスヘブン」。一口3万円で参加し、一人紹介すると2000円ずつ戻ってくる仕掛けだ。たくさん紹介するほどに配当金が増える。
約3カ月間で2800人から4億6000万円を集めたという。しかも、事務所が泥棒に入られて集めたお金が盗まれたから、事業を止めざるを得なくなったと言い訳したらしい。
430万円を注ぎ込んだ65歳の女性がいたとあるが、世の男たちは皆「スケベ」と思い込んでいたに違いない。
何度も書くが、「ネズミ講」は必ず破綻する。それも想像よりずっと早く破綻する。1人が2人ずつ紹介しても、27代目には日本の人口を突破してしまうからだ。まして、1人が5人ずつ紹介するなぞしたら、わずか18代目に突破する。これまでの「ネズミ講方式」の事件を調べてみると、最大でも5万人ほどに会員が膨れあがったところで必ず破綻している。5人ずつだとわずか8代目で突破する計算だ。
それにしても、ダイヤモンドや健康食品、沈没船のお宝・・・と取引されるのは「物」が多かったけれど、インターネット上の映像とは考えた。
ところで2週間前、栃木県小山市にあるお菓子屋さんに頼まれて講演を行ってきた。「21世紀になったとき、何かをしたいと思った」と社長が熱く語っていた。だから、今年7回目の「文化講演会」である。1人1000円と有料だった。その思いに応えて「『常識』にどっぷり浸かっていると、真実が見えなくなる」というテーマで話をした。
一見儲かりそうで、実はすぐに破綻する「マルチ商法のウソ」についても話した。200人を超す地元の方々の活き活きとした顔が壇上からもよく見えた。
それにしても世の中にはホントらしいウソが溢れている。カレーやビーフシチューのルーのパッケージに、ニンジンやジャガイモや肉の塊がシチュー鍋の上においしそうに浮いている写真をよく見かける。
実際作ってみると分かるが、ニンジンやジャガイモや肉の塊は、シチューの上に浮いてくれない。あの各々の下には台が置いてあるのだそうだ。最近、フードコーディネイターの友人から聞いて、愕然とした。
