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素敵な宇宙船地球号
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放送内容
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放送内容
12/16(日)朝9:30〜10:00
「台所から地球が見える」
〜大豆が追いつめる アマゾン森の民〜

日本からは、地球の間裏、南米アマゾン、ジャングルの奥地に、「ゾエ」という森の民が暮らしています。ゾエの村はブラジル政府によって保護区に指定されています。村と周囲20キロの密林が彼らの生活の場です。

ゾエは母系社会。女性の力が強く、子どもはすべて母方の家族になります。食事の場でも、女性優位。主食は、マンジョーカというお芋。ときに、野生の豚が捕れることもあります。そんなとき、真っ先にごちそうを食べられるのは、やはり女性です。その次が子どもたち。子どもはゾエの宝物です。
現在、ゾエの人口はたったの280人。そんな小さな民族に、今、大きな危機が訪れています。ジャングルの減少です。ブラジルでは、この30年で日本の面積のおよそ2倍の森林が消えていきました。その理由は大豆です。急増する大豆の需要を補うために、ジャングルを伐採して大豆を栽培しているのです。収穫した大豆は、貯蔵庫に保管され、中国、そして日本に輸出するのです。
ブラジルのジャングルを貫く1800キロの国道、通称「大豆ロード」と呼ばれています。収穫機には大豆を載せたトラックが港に向けて列をなすのです。ブラジル国民にとって、大豆ロードは「欲望の道」。大豆を売れば、お金を手にいれることができます。そのため、国道を走るトラックの中には、さらなる大豆畑の拡大を求めて森林を伐採するものがいるのです。衛星からの写真で見ると、一本の道を中心に魚の骨のように道ができ、次々と伐採地が増えていく様子が分かります。
深夜の大豆ロードで、環境保護官のマルシオさんが違法伐採のパトロールをしています。畑を作るために伐採した木を、ひそかに運ぶトラックはいないか見張っています。そこに、一台のトラックが通りかかりました。アマゾンで見かけるジャトバという大木を積んでいます。トラックを止めて尋ねます、「伐採許可証をもっていますか?」。すると、許可証どころか運転免許も車検もない始末。積んだ木も拾ったものだといって、逃げ切ろうとしています。新しく切り倒した木があることは一目瞭然なのです。

ナレーター:室井 滋
放送時間
日曜 
午前9:30〜10:00