
4/22(日)午前9:30〜10:00
「ペットブームの光と影 Vol.3光るメダカの驚異」
今、水槽の中には、これまで地球に存在しなかった生き物たちがどんどん登場。今回はそんな水槽の中を優雅に泳ぐ観賞魚たちの今を覗いてみました。
インドネシア・バリ島には観賞用の魚を採って暮らす人たちの村があります。世界中に空輸され、日本へもやってきます。この村では数年前までサンゴの下に毒を撒き、魚を追い出してすくっていました。毒はごく弱いものですが、小さい生き物やサンゴには致命的。こうして捕った魚は余り長生きしなかったそうです。海もすっかり荒れてしまいました。こうした事態を目の当たりにした漁師たちは、毒漁を止めることを決意し、網を使った追い込み漁に切り替えました。その効果は確実に上がり、観賞魚の輸出が続けられるようになりました。そして海底でサンゴの養殖も始めました。様々な種類のサンゴが養殖され、注文に応じて出荷できるようになったのです。
いまや、私たちの暮らしの中で熱帯の海は水槽を通してとても身近になりました。人間は長い時間をかけて人工的に交配させ、きれいで珍しい魚を作ってきました。インドネシアではフラワーホーンと種類の魚のコンテストがあり、1匹300万円の値が付くこともあるそうです。ピュアブラック黄金という新種のメダカは寿命が2年にも関わらず、1匹5〜10万円もするそうです。人間の欲求はとどまるところを知らないようです。5倍も高い値がつくという理由で、麻酔した魚に染料を注入した化粧魚までいます。
水槽作家の三浦達夫さんは新たな水槽作りに挑戦しています。彼の水槽は植物と魚とのバランスが取れており、魚の排泄物は植物の栄養素として吸収されるので、中の水は飲めるほどにきれいです。水槽という小さな地球を通して、大きな地球の自然の仕組みをイメージさせたいのだそうです。
今水槽の中はどこまでが自然でどこからが人工なのかわかりづらくなってきました。これからももっと人間の手が加わっていくことでしょう。ただそれが自然のものであっても人工のものであっても同じ命であるということを決して忘れてはならないのです。
ナレーター:室井 滋
今、水槽の中には、これまで地球に存在しなかった生き物たちがどんどん登場。今回はそんな水槽の中を優雅に泳ぐ観賞魚たちの今を覗いてみました。
インドネシア・バリ島には観賞用の魚を採って暮らす人たちの村があります。世界中に空輸され、日本へもやってきます。この村では数年前までサンゴの下に毒を撒き、魚を追い出してすくっていました。毒はごく弱いものですが、小さい生き物やサンゴには致命的。こうして捕った魚は余り長生きしなかったそうです。海もすっかり荒れてしまいました。こうした事態を目の当たりにした漁師たちは、毒漁を止めることを決意し、網を使った追い込み漁に切り替えました。その効果は確実に上がり、観賞魚の輸出が続けられるようになりました。そして海底でサンゴの養殖も始めました。様々な種類のサンゴが養殖され、注文に応じて出荷できるようになったのです。
いまや、私たちの暮らしの中で熱帯の海は水槽を通してとても身近になりました。人間は長い時間をかけて人工的に交配させ、きれいで珍しい魚を作ってきました。インドネシアではフラワーホーンと種類の魚のコンテストがあり、1匹300万円の値が付くこともあるそうです。ピュアブラック黄金という新種のメダカは寿命が2年にも関わらず、1匹5〜10万円もするそうです。人間の欲求はとどまるところを知らないようです。5倍も高い値がつくという理由で、麻酔した魚に染料を注入した化粧魚までいます。
水槽作家の三浦達夫さんは新たな水槽作りに挑戦しています。彼の水槽は植物と魚とのバランスが取れており、魚の排泄物は植物の栄養素として吸収されるので、中の水は飲めるほどにきれいです。水槽という小さな地球を通して、大きな地球の自然の仕組みをイメージさせたいのだそうです。
今水槽の中はどこまでが自然でどこからが人工なのかわかりづらくなってきました。これからももっと人間の手が加わっていくことでしょう。ただそれが自然のものであっても人工のものであっても同じ命であるということを決して忘れてはならないのです。
ナレーター:室井 滋
