
2/25(日)午前9:30〜10:00
「大都会の豹物語」
〜インド・肉食獣と人間の共存〜
インドの大都会ムンバイ。東京よりも多くの人が暮らす大都会の真ん中に、10キロ四方に広がるサンジャイ・ガンジー国立公園がある。かつては広大な森だったこの公園には、湖を始めインドの典型的な自然が多く残り、ヒョウやクジャクなど野生動物もたくさん住んでいいる。公園内にはもともとここに暮らしていた「山の民」が、さらに最近では不法居住者も急増。一方、人口増加により住む森を奪われたヒョウが、公園内に溢れるようになり、その結果、人間とヒョウの生活圏が近くなりすぎたため、ヒョウは時として人間に襲いかかる「人喰いヒョウ」となってしまったのです。その被害者はここ10年間で122人、うち73人が殺された。
このような深刻な被害に対して森林局がとった行動指針とは、なんと「ヒョウは絶対に殺さない」ということでした。「ここはヒョウの大地、自然の生態系のトップにいる肉食獣を殺してしまうと、すべての生態系が崩れてしまうからだ。」これがインドのヒョウに対する姿勢なのです。
ラジャスタン州シアナ村の村長、プレディープ・シンさんは、ヒョウと人間の共存のため知恵を絞り。そして、村の家畜で野生のヒョウをおびき寄せ、観光客に間近でみせるサービスを始めた。大自然の真っただ中、深夜の岩山でじっと息をひそめ、家畜に襲いかかるタイミングを待つヒョウの姿。めったにみられるものではありません。観光客は大感激。でも家畜は・・・ご安心下さい、ヒョウが目を離した隙に村人がさっと保護し、無事に村へ帰ることができる。村では、このサービスで得た収入で家畜をヒョウから守る設備をつくることができるのです。ヒョウを殺さず、村人も家畜も守ることができる、これはまさに妙案と呼べるものでした。その結果、かつてヒョウが一頭もいなくなったこの村に、子連れのヒョウがみられるようにもなったのです。
ナレーター:室井 滋
〜インド・肉食獣と人間の共存〜
インドの大都会ムンバイ。東京よりも多くの人が暮らす大都会の真ん中に、10キロ四方に広がるサンジャイ・ガンジー国立公園がある。かつては広大な森だったこの公園には、湖を始めインドの典型的な自然が多く残り、ヒョウやクジャクなど野生動物もたくさん住んでいいる。公園内にはもともとここに暮らしていた「山の民」が、さらに最近では不法居住者も急増。一方、人口増加により住む森を奪われたヒョウが、公園内に溢れるようになり、その結果、人間とヒョウの生活圏が近くなりすぎたため、ヒョウは時として人間に襲いかかる「人喰いヒョウ」となってしまったのです。その被害者はここ10年間で122人、うち73人が殺された。
このような深刻な被害に対して森林局がとった行動指針とは、なんと「ヒョウは絶対に殺さない」ということでした。「ここはヒョウの大地、自然の生態系のトップにいる肉食獣を殺してしまうと、すべての生態系が崩れてしまうからだ。」これがインドのヒョウに対する姿勢なのです。
ラジャスタン州シアナ村の村長、プレディープ・シンさんは、ヒョウと人間の共存のため知恵を絞り。そして、村の家畜で野生のヒョウをおびき寄せ、観光客に間近でみせるサービスを始めた。大自然の真っただ中、深夜の岩山でじっと息をひそめ、家畜に襲いかかるタイミングを待つヒョウの姿。めったにみられるものではありません。観光客は大感激。でも家畜は・・・ご安心下さい、ヒョウが目を離した隙に村人がさっと保護し、無事に村へ帰ることができる。村では、このサービスで得た収入で家畜をヒョウから守る設備をつくることができるのです。ヒョウを殺さず、村人も家畜も守ることができる、これはまさに妙案と呼べるものでした。その結果、かつてヒョウが一頭もいなくなったこの村に、子連れのヒョウがみられるようにもなったのです。
ナレーター:室井 滋

