
#30 没後40年 チェ・ゲバラの人生/中南米に広がる「反米」政権
1/26(土) よる9:00〜9:55 ほか
※毎週土曜日に内容を更新!
中南米に反米政権が次々と誕生しています。今回は、その精神的支柱となった
チェ・ゲバラについて、そして後半はアルゼンチンとグアテマラの事例について
お届けします。
1) 没後40年:エルネスト・「チェ」・ゲバラの人生と彼が遺したもの
(米国で2007年10月9日放送)
The Life & Legacy of Latin American Revolutionary Ernesto “Che” Guevara:
Forty Years After His Death
英文サイト
http://www.democracynow.org/2007/10/9/the_life_legacy_of_latin_american
(解説)
革命家エルネスト・チェ・ゲバラが亡くなって、昨年の10月9日で40年を迎えました。
アルゼンチン出身の彼は、青春時代に友人と2人で南米をバイクで無銭旅行。
奔放な医学生が面白半分に飛び出した無謀な旅行でしたが、
その過程でゲバラは、南米社会のあまりの貧富の差を目の当たりにし、
人道主義にめざめます。
(このことは、ロバート・レッドフォード監督映画『モーターサイクル・ダイアリーズ』に
詳しく描かれています)
※『モーターサイクル・ダイアリーズ』は、1/31(木)NHK BS2で放送されます。
詳細はこちら↓
http://www.nhk.or.jp/bs/genre/movie.html
革命家、チェ・ゲバラの激動の人生と、彼が中南米に遺したものについて
ゲストが語ります。
2)アルゼンチンの新大統領に現大統領夫人のクリスティナ・フェルナンデス・デ・キルチネル
――初の女性大統領、IMFとネオリベラル政策への明確な拒否
(米国で2007年10月30日に放送)
The Pink Tide: In Defiance of IMF, Argentina Elects First Lady Cristina Fernandez de Kirchner
to Become Argentina’s First Elected Female President
英文サイト
http://www.democracynow.org/2007/10/30/the_pink_tide_in_defiance_of
(解説)
2007年10月に、ネストル・キルチネル前大統領の夫人であるクリスティナ・フェルナンデス氏が、
大統領に選ばれました。2006年3月年にチリ大統領に就任したミシェル・バチェレ氏に続き、
ラテン・アメリカではここ2年足らずの間に2人の女性大統領が誕生したことになります。
フェルナンデス大統領誕生をめぐる最も大切な意義は、
IMF路線(新自由主義・対外債務支払い義務)より貧困層救済などの
社会政策を優先するキルチネル前大統領の路線が、
民衆の支持を受けて引き継がれたということでしょう。
クリスティナ・フェルナンデス新大統領をめぐっては、
「女性」「前大統領の妻」という面が強調されがちですが、
彼女自身、夫ネストルが大統領になる前から、国会議員としての実績をもっていました。
そんなフェルナンデス新大統領は、激動のラテン・アメリカの中で
どのような流れを作っていくのでしょう。
3)グアテマラ大統領選でアルバロ・コロンが当選
内戦下の虐殺に関与した陸軍大将を破っての勝利に農村部の先住民らも喜びの声
(米国で11月6日放送)
Guatemala’s Indigenous Countryside Drives Election Victory Over Atrocity-Linked General
英文サイト
http://www.democracynow.org/2007/11/6/guatemalas_indigenous_countryside_drives_election_victory
(解説)
2007年11月、グアテマラで、53年ぶりに左派寄りの大統領が誕生しました。
大方の予想では、軍部出身のペレス・モリナ候補が勝利し、
1980年代の圧制に戻るだろうということでしたが、
地方票を集めたアルバロ・コロン候補が、貧困の撲滅を掲げ、53%の得票率で当選したのです。
ペレス・モリナ候補が卒業したスクール・オブ・ジ・アメリカス(米州軍事学校)は、
米軍がラテン・アメリカ諸国の軍隊に対して、拷問や殺害の技術を訓練する悪名高い施設。
軍部による5万5千件もの人権侵害事件を告発しようとしたヘラルディ司祭が、
1998年に暗殺された事件は、ペレス・モリナが関与していたという証拠が最近見つかっています。
都市部のメディアは利潤追求型なので、
一部富裕層の利潤を守ってくれるペレス・モリナ候補を応援していたため、
この疑惑を一切報道しませんでした。
しかし、選挙前にデモクラシー・ナウ!で報道され、
インターネットでその映像を拾った若者たちが、内容を書きおこしてコピーを大量につくり、
広く配布して反ペレス・モリナの一つの力にしたようです。
押さえつけられ続けた地方の先住民族も一致団結してコロン候補を応援し、
主流メディアに勝ったという点で、
グアテマラの歴史でも特に大きな意味をもつ選挙になりました。
★デモクラシーNOW!の日本語版サイトもご覧下さい。
http://democracynow.jp/
※ただいま会員募集中!
★再放送
1/ 30(水) 3:00〜3:55
31(木) 14:05〜15:00
19(土) 3:00〜3:55、6:00〜6:55、16:00〜16:55
★次回は・・・(2/2 21:00〜ほか 再放送4回)
<誰がブット氏を暗殺したのか>
2007年12月27日パキスタンのベナジル・ブット元首相が暗殺されました。
1月8日の総選挙を前に最有力候補が暗殺されるという大きな衝撃で、
パキスタン各地で暴動が起きました。
2カ月前ブットが米国の友人に送ったEメールでは、
彼女自身、もし自分が暗殺されたら、
責任は、彼女に十分な警護を与えなかったムシャラフにある、と書いていました。
暗殺の背後には誰がいたのか、この選挙の行方はどうなるのか?
政界に大きな穴があいたパキスタンの今後は不透明さに包まれています。
※毎週土曜日に内容を更新!
中南米に反米政権が次々と誕生しています。今回は、その精神的支柱となった
チェ・ゲバラについて、そして後半はアルゼンチンとグアテマラの事例について
お届けします。
1) 没後40年:エルネスト・「チェ」・ゲバラの人生と彼が遺したもの
(米国で2007年10月9日放送)
The Life & Legacy of Latin American Revolutionary Ernesto “Che” Guevara:
Forty Years After His Death
英文サイト
http://www.democracynow.org/2007/10/9/the_life_legacy_of_latin_american
(解説)
革命家エルネスト・チェ・ゲバラが亡くなって、昨年の10月9日で40年を迎えました。
アルゼンチン出身の彼は、青春時代に友人と2人で南米をバイクで無銭旅行。
奔放な医学生が面白半分に飛び出した無謀な旅行でしたが、
その過程でゲバラは、南米社会のあまりの貧富の差を目の当たりにし、
人道主義にめざめます。
(このことは、ロバート・レッドフォード監督映画『モーターサイクル・ダイアリーズ』に
詳しく描かれています)
※『モーターサイクル・ダイアリーズ』は、1/31(木)NHK BS2で放送されます。
詳細はこちら↓
http://www.nhk.or.jp/bs/genre/movie.html
革命家、チェ・ゲバラの激動の人生と、彼が中南米に遺したものについて
ゲストが語ります。
2)アルゼンチンの新大統領に現大統領夫人のクリスティナ・フェルナンデス・デ・キルチネル
――初の女性大統領、IMFとネオリベラル政策への明確な拒否
(米国で2007年10月30日に放送)
The Pink Tide: In Defiance of IMF, Argentina Elects First Lady Cristina Fernandez de Kirchner
to Become Argentina’s First Elected Female President
英文サイト
http://www.democracynow.org/2007/10/30/the_pink_tide_in_defiance_of
(解説)
2007年10月に、ネストル・キルチネル前大統領の夫人であるクリスティナ・フェルナンデス氏が、
大統領に選ばれました。2006年3月年にチリ大統領に就任したミシェル・バチェレ氏に続き、
ラテン・アメリカではここ2年足らずの間に2人の女性大統領が誕生したことになります。
フェルナンデス大統領誕生をめぐる最も大切な意義は、
IMF路線(新自由主義・対外債務支払い義務)より貧困層救済などの
社会政策を優先するキルチネル前大統領の路線が、
民衆の支持を受けて引き継がれたということでしょう。
クリスティナ・フェルナンデス新大統領をめぐっては、
「女性」「前大統領の妻」という面が強調されがちですが、
彼女自身、夫ネストルが大統領になる前から、国会議員としての実績をもっていました。
そんなフェルナンデス新大統領は、激動のラテン・アメリカの中で
どのような流れを作っていくのでしょう。
3)グアテマラ大統領選でアルバロ・コロンが当選
内戦下の虐殺に関与した陸軍大将を破っての勝利に農村部の先住民らも喜びの声
(米国で11月6日放送)
Guatemala’s Indigenous Countryside Drives Election Victory Over Atrocity-Linked General
英文サイト
http://www.democracynow.org/2007/11/6/guatemalas_indigenous_countryside_drives_election_victory
(解説)
2007年11月、グアテマラで、53年ぶりに左派寄りの大統領が誕生しました。
大方の予想では、軍部出身のペレス・モリナ候補が勝利し、
1980年代の圧制に戻るだろうということでしたが、
地方票を集めたアルバロ・コロン候補が、貧困の撲滅を掲げ、53%の得票率で当選したのです。
ペレス・モリナ候補が卒業したスクール・オブ・ジ・アメリカス(米州軍事学校)は、
米軍がラテン・アメリカ諸国の軍隊に対して、拷問や殺害の技術を訓練する悪名高い施設。
軍部による5万5千件もの人権侵害事件を告発しようとしたヘラルディ司祭が、
1998年に暗殺された事件は、ペレス・モリナが関与していたという証拠が最近見つかっています。
都市部のメディアは利潤追求型なので、
一部富裕層の利潤を守ってくれるペレス・モリナ候補を応援していたため、
この疑惑を一切報道しませんでした。
しかし、選挙前にデモクラシー・ナウ!で報道され、
インターネットでその映像を拾った若者たちが、内容を書きおこしてコピーを大量につくり、
広く配布して反ペレス・モリナの一つの力にしたようです。
押さえつけられ続けた地方の先住民族も一致団結してコロン候補を応援し、
主流メディアに勝ったという点で、
グアテマラの歴史でも特に大きな意味をもつ選挙になりました。
★デモクラシーNOW!の日本語版サイトもご覧下さい。
http://democracynow.jp/
※ただいま会員募集中!
★再放送
1/ 30(水) 3:00〜3:55
31(木) 14:05〜15:00
19(土) 3:00〜3:55、6:00〜6:55、16:00〜16:55
★次回は・・・(2/2 21:00〜ほか 再放送4回)
<誰がブット氏を暗殺したのか>
2007年12月27日パキスタンのベナジル・ブット元首相が暗殺されました。
1月8日の総選挙を前に最有力候補が暗殺されるという大きな衝撃で、
パキスタン各地で暴動が起きました。
2カ月前ブットが米国の友人に送ったEメールでは、
彼女自身、もし自分が暗殺されたら、
責任は、彼女に十分な警護を与えなかったムシャラフにある、と書いていました。
暗殺の背後には誰がいたのか、この選挙の行方はどうなるのか?
政界に大きな穴があいたパキスタンの今後は不透明さに包まれています。

