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ニュースにだまされるな!
この番組は…
放送内容
出演者から
放送内容
10/2(月)午後2:10〜4:00 ほか
金子勝(慶大教授)、遥洋子(タレント・作家)らの出演

「美しい国へ」を掲げ安倍内閣が発足した。
果たしてこれからの外交は?憲法の行方は?
また格差は是正されるのか?

コメンテーター:金子 勝(慶應義塾大学教授)
         アンドリュー・デウイット(立教大学教授)
         石田英敬(東京大学情報学環教授)
         本田由紀(東京大学社会科学研究所助教授)
         伊藤惇夫(政治アナリスト)

司    会  :遥 洋子(タレント・作家)

放送日:9/30(土)夜10:05〜11:55 ほか

「ニュースに騙されるな!」

(1)海外の安倍評価は右翼政権
この国では、右派の急先鋒・安倍晋三首相が6〜7割の支持を得る時代となった。しかも、日本経済新聞の世論調査では「人柄がいい」が51%で支持理由のトップ。安倍のタカ派的言動や行動を隠してきたメディアの効果が現れている。逆に海外では、タカ派の安倍への警戒が強まっている。能があろうがなかろうが、タカは爪を隠すものなのだ。

(1)ミシガン大学のジョン・キャンベル教授(日本政治専門家)によれば、安倍内閣の保守主義は目立って「日本政治史に最もイデオロギー的に同質」である。
http://www.nbr.org/foraui/message.aspx?LID=5&MID=25642
(2)コロンビア大学のジェラルド・カーチス教授も、安倍は小泉氏の『弱い陰』であり、彼の政策の中に内容はあるところを見つけにくいと明言している。そして、カーティスは、安倍には小泉の政治ゲームができないので内容のある政治が大事になると言い、もし実体がなく戦略もなければ、安倍は愛国主義型ポピュリズムになる危険があると警告している。
http://www.voanews.com/english/2006-09-20-voa17.cfm
http://www.smh.com.au/news/world/abe-vows-to-keep-to-reform-path/2006/09/20/1158431784689.html
(3)ワシントン・ポスト紙の社説も、安倍の愛国主義を促進するスタイルは極端な小泉(の悪さ)であると指摘している。
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2006/09/24/AR2006092400774.html
(4)9月20日付けドイツの「オンラインフォーカス」は、安倍とブッシュの類似点が多いと強調している。その画像での安倍の右腕の動きは、ナチスを想起させる点で、ドイツ人の目にはかなり印象的なはずだ。ドイツ語を読める人はアクセスを。
http://focus.msn.de/politik/ausland/tokio_nid_35896.html(5)海外のメディアなどによく引用されている南山大学総合政策学科のLIM, Robyn 教授(国際関係論のタカ派の専門家)は、安倍晋三はとても人気があるが、能力があるとは言えないだろうと言う。安倍氏が8月15日に靖国参拝したり慰安婦問題を軽視したりするタイプだからワシントンは注意すべきだと警告している。
http://www.nbr.org/foraui/message.aspx?LID=5&sh=abe+shinzo&srt=FromName&pg=2&MID=18356(6)9月25日付ロサンジュイェルス・タイムズ紙のジレンジジャーの記事によれば、「神経衰弱」が直面している日本は、社会問題が多いという背景から、安倍政権が非常に猛烈なナショナリズムを再び浮上させる危険性があると警告している。安倍は、"wrong man at the wrong time"、だろうという。
http://www.latimes.com/news/printedition/opinion/la-oe-zielen25sep25,1,7474900.story

(2)イラクもアフガンも泥沼の内戦
(1)イラク状況はますます悪化している。9月半ばからバッグダッドの周りに米兵などが堀を作ったり壁を建設したりし始めている。バッグダッドは中世の都市に戻る。
http://www.boston.com/news/world/middleeast/articles/2006/09/16/troops_building_baghdad_barrier/(2)米軍とイラク軍の共同行動は効果を上げていない。シーア派対スンニ派の対立などから、イラク軍が自国の暴力支配という役割をとれないので全く役に立たないという。
http://www.iht.com/bin/print_ipub.php?file=/articles/ap/2006/09/24/africa/ME_GEN_Iraq_Divided_Army.php
(3)イラクで実施されたPIPA世論調査(9月27日発表)では、(シーア派もスンニ派も含めて)イラク人の約7割が米兵の一年以内撤退、6割が米軍に対する攻撃を支持している。米軍を支持しているのはクルド人だけだ。
http://www.worldpublicopinion.org/incl/printable_version.php?pnt=250
http://www.worldpublicopinion.org/pipa/pdf/sep06/Iraq_Sep06_rpt.pdf
(4)アフガニスタンでは、タリバンが復活し、混乱が広がっている。アフガンもイラクと同じ状況になる危険性が高まっている。
http://msnbc.msn.com/id/14975282/site/newsweek/site/newsweek/

(3)世界から孤立するブッシュ政権
 スペインのアズナール政権とイタリアのベルルスコーニ政権が転覆し、またイギリスのブレア首相が1年以内の退陣を表明した。国連ではベネズエラのチャベス大統領のブッシュ批判演説が拍手を浴びる状況。なのに、この国では「(大量破壊兵器の証拠が出てこなくても)イラク戦争は正しかった」と平然という安倍首相の支持率が6〜7割も達する…。イラク戦争やイラクへの自衛隊派遣を支持してきたメディアによって、いまや日本は世界から取り残されつつある。

(1)8月27日付ヘラルド・トリビューン紙(国際版)によれば、多くの専門家は、ブッシュ政権に対して反発が強まっているために、中間選挙において、民主党が下院(または上院)で過半数を取る可能性が高いという。
http://www.iht.com/bin/print_ipub.php?file=/articles/2006/08/27/news/letter.php(2)9月5日付ファイナンシャルタイムズ紙に掲載された世論調査の結果は興味深い。イラン、イラク、中国、北朝鮮、ロシア、米国などの国々のうちどれがもっとも脅威であるかという質問に対して、「米国」がトップでヨーロッパ全体の30%であった。ちなみに、イランは2番目、中国は3番目だった。
http://www.angus-reid.com/polls/index.cfm/fuseaction/viewItem/itemID/13028(3)9月24日付サンフランシスコ・クロニカル紙の記事によれば、国連の会議で多くの国々の代表者が講演で米国のイラク戦争、単独主義などに対して批判した。その中で、チャベスとアフマディネジャドの反米的な国連講演に、数回の大勢の拍手があった。そしてブッシュの戦争、拷問などのため、イスラム世界の中立派が、自らのポジションを再検討したり、ヒズボラへの支持を強めたりしているという。
http://sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?file=/c/a/2006/09/24/MNGNSLBLUN1.DTL
放送時間
初回放送
第1土曜 夜10:00〜11:55
再放送
第1土曜 深夜3:00〜4:55
翌日曜 午後4:00〜5:55
翌水曜 夜10:00〜11:55
翌水曜 深夜3:00〜4:55
翌木曜 午後2:00〜3:55
レギュラー出演者
金子 勝
金子 勝
慶応義塾大学教授
アンドリュー・デウイット
アンドリュー・デウイット
立教大学経済学部教授
中村 うさぎ
中村 うさぎ
(司会)
作家