マルコス元大統領のアフリカ園
厄介な負の遺産

今から20年以上前、フィリピンのマルコス元大統領は民衆の反政府デモの前に政権の座を追われ、ハワイに亡命した。
独裁政治を続けたマルコ大統領の残した負の遺産にフィリピンは苦しみ、経済的に他のアジア諸国に遅れを取った。
ほぼ払拭された負の遺産の中でいまだにかたづかない厄介な遺産がある。
パラワン諸島にぽっかり浮かぶカラウイット島。
直径わずか6キロのこの島は普通の地図には載っていないはど小さい。
マニラから小型飛行機で近くの島に降り立ちフェリーを2回乗り換え、カラウイット島に到着してまず驚くのはさんご礁の海岸を闊歩するキリンやシマウマだ。(写真)
マルコス元大統領がアフリカから持ち込んだ動物だと聞いてやっと納得する。
このほかエランドなどアフリカ産の鹿が目立つ。
サファリパークみたいでいいじゃないかという声が聞こえてきそうだが、100頭ほど持ち込まれたアフリカ産の動物だが、ライオンやトラなど天敵がいないため、繁殖しすぎていまや6倍の600頭をはるかに越える数に上ってしまった。
反対にパラワンベアキャットなど在来種が減ってしまい、生態系が崩れてしまった。
さらにアフリカ産の動物を持ち込む際、この島に住む島民が追い出された。
島の人たちは徐々に島に戻ってきているが、アフリカ産の動物との共存は難しそうだ。
ほかの問題と違い生きている動物なのでなかなか解決方法が見つからない。
マルコス以降の政権はこの問題に触れたがらない。
マルコス元大統領の残した痕跡は20年の歳月とともに消え去っているがカラウイット島に残ってしまった厄介な遺産の処理は難しい。

今から20年以上前、フィリピンのマルコス元大統領は民衆の反政府デモの前に政権の座を追われ、ハワイに亡命した。
独裁政治を続けたマルコ大統領の残した負の遺産にフィリピンは苦しみ、経済的に他のアジア諸国に遅れを取った。
ほぼ払拭された負の遺産の中でいまだにかたづかない厄介な遺産がある。
パラワン諸島にぽっかり浮かぶカラウイット島。
直径わずか6キロのこの島は普通の地図には載っていないはど小さい。
マニラから小型飛行機で近くの島に降り立ちフェリーを2回乗り換え、カラウイット島に到着してまず驚くのはさんご礁の海岸を闊歩するキリンやシマウマだ。(写真)
マルコス元大統領がアフリカから持ち込んだ動物だと聞いてやっと納得する。
このほかエランドなどアフリカ産の鹿が目立つ。
サファリパークみたいでいいじゃないかという声が聞こえてきそうだが、100頭ほど持ち込まれたアフリカ産の動物だが、ライオンやトラなど天敵がいないため、繁殖しすぎていまや6倍の600頭をはるかに越える数に上ってしまった。
反対にパラワンベアキャットなど在来種が減ってしまい、生態系が崩れてしまった。
さらにアフリカ産の動物を持ち込む際、この島に住む島民が追い出された。
島の人たちは徐々に島に戻ってきているが、アフリカ産の動物との共存は難しそうだ。
ほかの問題と違い生きている動物なのでなかなか解決方法が見つからない。
マルコス以降の政権はこの問題に触れたがらない。
マルコス元大統領の残した痕跡は20年の歳月とともに消え去っているがカラウイット島に残ってしまった厄介な遺産の処理は難しい。
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