ミャンマー軍事政権と観光
何度も失敗するキャンペーン

ミャンマーは観光資源にも恵まれた国だ。
最大の街、ヤンゴンのホテルの窓から見ると樹木の海に浮かぶようにそびえるシェダゴンパゴダやイギリス植民地時代の建物などなかなか趣がある。
東南アジアの3大遺跡の一つパガン遺跡は9世紀から13世紀にかけて建立された3000の仏塔がイラワジ川の川原にそびえ、夕日を浴びると黄金に輝き、幾重にも長い影が川原を埋める。(写真)
経済制裁で開発が遅れた上、政情不安で大型の観光産業が育っていないことが逆に幸いし、観光ずれしていない。
地方行けばインド文化の影響を受けた優雅な舞からひょうきんな舞まで各地に独特の踊りがある。
隣国タイが「ビジット・タイランド」や「アメイジング・タイランド」と銘打ったキャンペーンに成功し、大勢の観光客が外貨を落とすのを横目にミャンマー軍事政権も不器用な観光キャンペーンを何度か行ったが、毎回成功しない。
10年ほど前、観光担当の大臣に意見を聞かれたことがある。
まず空港に降り立ったときから印象が悪い。
300ドルを強制的に現地通貨に変えさせられる。
外貨が欲しいのは分かるがこう露骨ではしらける。
空港ロビーに出る。
キャンペーン中、タイでは民族衣装に身を包んだ若い女性がランのレイを観光客の首にかけて微笑む。
一方、ヤンゴンの空港では無表情な武装兵士が機関銃を持って迎えてくれる。
冒頭から旅情は吹き飛ぶ。
90年の半ばに行われたビジットミャンマーに期待をかけ全日空が東京からバンコク経由ヤンゴン行きの飛行機を運行したことがあるが、2,3年で採算が合わず廃止した。
今回も9月末のデモ鎮圧でタイ航空などが便を減らした。
地下資源や観光資源に恵まれていても独裁者や軍人に商才を期待するのは無理だ。
経済が立ち行かないのを経済制裁のせいにするのは軍事独裁政権の決まり文句のようだ。
そういえば日本のすぐ近くにも似たような国がある。
ミャンマーは観光資源にも恵まれた国だ。
最大の街、ヤンゴンのホテルの窓から見ると樹木の海に浮かぶようにそびえるシェダゴンパゴダやイギリス植民地時代の建物などなかなか趣がある。
東南アジアの3大遺跡の一つパガン遺跡は9世紀から13世紀にかけて建立された3000の仏塔がイラワジ川の川原にそびえ、夕日を浴びると黄金に輝き、幾重にも長い影が川原を埋める。(写真)
経済制裁で開発が遅れた上、政情不安で大型の観光産業が育っていないことが逆に幸いし、観光ずれしていない。
地方行けばインド文化の影響を受けた優雅な舞からひょうきんな舞まで各地に独特の踊りがある。
隣国タイが「ビジット・タイランド」や「アメイジング・タイランド」と銘打ったキャンペーンに成功し、大勢の観光客が外貨を落とすのを横目にミャンマー軍事政権も不器用な観光キャンペーンを何度か行ったが、毎回成功しない。
10年ほど前、観光担当の大臣に意見を聞かれたことがある。
まず空港に降り立ったときから印象が悪い。
300ドルを強制的に現地通貨に変えさせられる。
外貨が欲しいのは分かるがこう露骨ではしらける。
空港ロビーに出る。
キャンペーン中、タイでは民族衣装に身を包んだ若い女性がランのレイを観光客の首にかけて微笑む。
一方、ヤンゴンの空港では無表情な武装兵士が機関銃を持って迎えてくれる。
冒頭から旅情は吹き飛ぶ。
90年の半ばに行われたビジットミャンマーに期待をかけ全日空が東京からバンコク経由ヤンゴン行きの飛行機を運行したことがあるが、2,3年で採算が合わず廃止した。
今回も9月末のデモ鎮圧でタイ航空などが便を減らした。
地下資源や観光資源に恵まれていても独裁者や軍人に商才を期待するのは無理だ。
経済が立ち行かないのを経済制裁のせいにするのは軍事独裁政権の決まり文句のようだ。
そういえば日本のすぐ近くにも似たような国がある。
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