4期作も可能なメコンデルタ
自然がもたらす肥料と潅漑

東南アジアの大河メコンが南シナ海に流れ込む河口にできたメコンデルタは豊かな穀倉地帯だ。
理由は2つほどある。
一つはメコン川が毎日運ぶ泥だ。
茶色いにごった水は清流を見慣れている日本人には少し抵抗感があるが、実は養分をたっぷり含んでいる。
このため肥料を施したり、田を休める必要もなく、コメを刈り取ってモミを日に干したらすぐに田に水を引き込み次の田植えだ。(写真)
もう一つは中流付近にある湖トンレサップがもたらす自然の潅漑だ。
6月から10月までの雨季、インド亜大陸がもたらすモンスーンが豪雨を降らせメコンが増水するとカンボジアの首都プノンペンで合流するメコン川とトンレサップ川が不思議な現象を起こす。
それまでトンレサップ湖からトンレサップ川を下ってメコン川に流れ込んでいた川の流れが逆転する。
雨で水かさが増したメコン川の水が上流へとさかのぼりトンレサップ湖に注ぎ込み、トンレサップ湖は3倍もの大きさになる。
11月から5月までの乾季、メコン川の水が減ると今度はトンレサップ湖の水がトンレサップ川を下りメコン川に注ぎ込み、湖は元の大きさに戻る。
つまりトンレサップ湖は増水すると水を吸収し、水が減ると放出することになる。
自然の潅漑のお陰で下流のメコンデルタでは稲作に必要な一定の水を常に確保することができる。
農民の話では田植えから刈り取りまで3ヶ月かかる、従って4期作が可能だがコメは3期作にして1期は野菜作りをしているという。

東南アジアの大河メコンが南シナ海に流れ込む河口にできたメコンデルタは豊かな穀倉地帯だ。
理由は2つほどある。
一つはメコン川が毎日運ぶ泥だ。
茶色いにごった水は清流を見慣れている日本人には少し抵抗感があるが、実は養分をたっぷり含んでいる。
このため肥料を施したり、田を休める必要もなく、コメを刈り取ってモミを日に干したらすぐに田に水を引き込み次の田植えだ。(写真)
もう一つは中流付近にある湖トンレサップがもたらす自然の潅漑だ。
6月から10月までの雨季、インド亜大陸がもたらすモンスーンが豪雨を降らせメコンが増水するとカンボジアの首都プノンペンで合流するメコン川とトンレサップ川が不思議な現象を起こす。
それまでトンレサップ湖からトンレサップ川を下ってメコン川に流れ込んでいた川の流れが逆転する。
雨で水かさが増したメコン川の水が上流へとさかのぼりトンレサップ湖に注ぎ込み、トンレサップ湖は3倍もの大きさになる。
11月から5月までの乾季、メコン川の水が減ると今度はトンレサップ湖の水がトンレサップ川を下りメコン川に注ぎ込み、湖は元の大きさに戻る。
つまりトンレサップ湖は増水すると水を吸収し、水が減ると放出することになる。
自然の潅漑のお陰で下流のメコンデルタでは稲作に必要な一定の水を常に確保することができる。
農民の話では田植えから刈り取りまで3ヶ月かかる、従って4期作が可能だがコメは3期作にして1期は野菜作りをしているという。
|
|
|
|
|
このページのトップへ▲ |
