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アンコール遺跡
アンコール寺院建設を支えたバライと用水路

今も使われる灌漑.jpg
カンボジア紛争が終わり、アンコールワットを始めとするアンコール遺跡観光が賑わいを見せている。
アンコールワットの700メートルにわたる参道は日本人観光客らでさながら正月の明治神宮だ。
各国から集まった観光客はヒンズー教と仏教の織り成す巨大な遺跡に吸い込まれるように魅せられる。
だが、フランスの探検家アンリー・ムオーが「これ以上の建造物は地球上にない」とまで言った遺跡の建造を可能にした古代クメール人の知恵と設備に思いをはせる人はすくない。
アンコールワットを建造する少し前、今はタイの領土になっているピーマイにクメール人はアンコールよりはるかに小さい寺院を建設している。
これは巨大寺院アンコールワットを建設するにはどのくらいの資材と労働力が必要か、またその労働力を支えるにはどのくらいの稲作が必要かを計算したといわれている。
アンコールワットを取り巻くように西バライ、東バライと呼ばれる巨大な人造湖がある。
アンコールワット建設のまえにまず湖を掘り、灌漑用の水路をめぐらしたと見られている。
この灌漑水路は現在もカンボジアの農民にとっては欠くことのできない設備だ。(写真)
この水路で稲を作り、生活に必要な水を得ている。
超民族主義、原始共産主義を標榜したポルポト政権もアンコール王朝に負けない灌漑を造ろうと市民を強制的に土木労働に駆り立て、何百万人もの死者を出したといわれる。
同じクメール人ではあるが、古代クメール人のほうがずっと優れていたといわざるを得ない。
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放送時間
初回放送
朝ジャ!
水曜 朝6:40〜6:55
再放送
水曜 朝7:40〜7:55
木曜 朝7:10〜7:25
金曜 朝7:40〜7:55
土曜 朝5:25〜5:40
日曜 朝5:25〜5:40
レギュラー出演者
直井謙二
直井謙二
キャスター
84年から01年の17年間のうち13年間をアジア諸国に滞在。アジア激動の時代にクーデター、災害、事件事故、国際会議を取材した。
帰山由香
帰山由香
アシスタント