1000年の歴史をもつピニシ船
インドネシアにはさまざまな漂海民が生活しているが、
その代表的な民族がブギス族だ。

16世紀ヨーロッパ諸国が帆船にのってアジアを目指した大航海時代よりずっと以前に、
ブギス族はピニシとよばれる木造帆船に乗って、東は中国から
西はアフリカのマダガスカルまで航海をしていた。
マダガスカルにはインドネシアの植物や文化の痕跡が見られる。
スラウェシ島でピニシの建造を取材した。
ピニシ建造にドッグは使わない。
サンゴ礁の浜のココナツが生えている比較的涼しい場所で建造される。
造船現場に設計図はない。
長年の経験をもつ親方の感が頼りだ。
またつい最近までは釘も使われなかった。
進水式はシャンペンを割ってなどと優雅なものではない。
早朝、航海の無事を祈るコーランの朗読が終わるといよいよ進水だ。
なにしろ下は珊瑚と砂の浜辺、海に浮かべるまで村の若者が総出でピニシを押す。
ピニシがやっと海に浮かぶ頃、夕日が海と浜を真っ赤に染める。
その代表的な民族がブギス族だ。

16世紀ヨーロッパ諸国が帆船にのってアジアを目指した大航海時代よりずっと以前に、
ブギス族はピニシとよばれる木造帆船に乗って、東は中国から
西はアフリカのマダガスカルまで航海をしていた。
マダガスカルにはインドネシアの植物や文化の痕跡が見られる。
スラウェシ島でピニシの建造を取材した。
ピニシ建造にドッグは使わない。
サンゴ礁の浜のココナツが生えている比較的涼しい場所で建造される。
造船現場に設計図はない。
長年の経験をもつ親方の感が頼りだ。
またつい最近までは釘も使われなかった。
進水式はシャンペンを割ってなどと優雅なものではない。
早朝、航海の無事を祈るコーランの朗読が終わるといよいよ進水だ。
なにしろ下は珊瑚と砂の浜辺、海に浮かべるまで村の若者が総出でピニシを押す。
ピニシがやっと海に浮かぶ頃、夕日が海と浜を真っ赤に染める。
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