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永田町の舞台裏 06.03.31号
平成研の本当のたそがれ

旧橋本派の1億円ヤミ献金問題は
もともとよく分からない事件だと思っていたが、
村岡兼造元官房長官が無罪となったことで、
余計にわかりづらくなってきた。
 実は、この派閥が小渕派、経世会と呼ばれていた
1992年から93年にかけて、番記者をやっていた。
この事件の登場人物は、橋本龍太郎元首相から
当時は小渕氏の秘書だった滝川俊行氏までよく知っている。
 秘書中の秘書と言われた滝川氏が、
なぜあんなに検察にしゃべるのか、がまず疑問だった。
それも、この派閥のことを少しでも知っている人間なら、
ウソだと分かるようなことが少なくなかった。
細かいことで有名な橋本氏が1億円の小切手を
もらったことについて「そういう事実があったかもしれない」と
あいまいなことを言う事情もよく分からない。
小切手をもらったという宴席に出席していない
野中広務氏が、はっきりとそのことを言って
検察捜査のずさんさを指摘しないのも解せなかった。
この派閥は従来、人材も揃っていたが、抜群の情報収集力と
芸術的な権謀術数で覇を唱えてきた。
今回の裁判で浮き彫りになったベテランたちの説明能力のなさと、
それを批判できない中堅若手のふがいなさをみると、
伝統ある派閥の復権はほぼ不可能だという思いを新たにする。(O)
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「7days永田町」は終了いたしました